- Amazon.co.jp ・雑誌 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 4910159230837
感想・レビュー・書評
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■感想
壮大でした。
こんな旅がしてみたいな〜、けど、絶対無理だな〜、というお話でした。
野田さんがイカダでユーコン川を下るお話ですが、ユーコン川は全長3700キロということで、信濃川の約10倍。
そんな旅では、様々な自然の動物が登場してきて、自然の壮大さを感じることができました。
私も、「そろそろ旅にでよう!」と、そんな気持ちになりました。
■内容
カヌーの名人、野田知佑さんが登場。
野田さんは、カヌーの旅には必ず犬を連れて行く。犬とともにいると心が穏やかになるとのこと。
そんな野田さんには夢があり、それは、大きなイカダでユーコン川を下るというもの。
大きなイカダをみんなでつくって、そのイカダで旅に出ます。 -
旅、というかもはや冒険…タイトルだけ見て、勝手に20代からせいぜい50代くらいの方だと思っていた。表紙の写真を見て、あれ…もっと上…?と思いつつペラペラめくって、読み終わってふしぎ新聞を読んでちょっと衝撃。
犬と一緒にイカダに乗る野田さんは、この旅の時点で75歳。その野田さんにカヌーでくっついて行って、写真を撮ってこれを書いた佐藤さんは…1943年生まれ。え、80歳!?計算間違ってる??今、2023年であってるよね??と、若干混乱。自分の思い込みに反省。
つい先日、『40代にとって大切な17のこと』を読んで、私にとって「これをやらないと死ねない」ってことが思い浮かばないな…と思っていたところだった。
野田さんにとっては、ユーコン川をイカダで下ることが夢だった…感想を書くために読み返してみたら、「30年以上の歳月を経て、その夢を叶えようと決心した」というから、40代半ばの夢を70代で叶えたことになる。そして、お亡くなりになる前に、その夢を叶えられたという。鳥肌が立ったのは、部屋が寒いからだけではないと思う。
毎度『たくさんのふしぎ』を読むと「いやぁー、世の中いろんな人がいるなぁー」という薄っぺらい感想しか書けない私。
野田さんは、世界中の川をカヌーで下った方だという。今回の旅もスケールが大きいし、人生そのものが壮大すぎるけど、なんかちょっと「これをやらないと死ねない」というものを考えるきっかけにはなるかもしれない。 -
亡くなったカヌーイスト野田知佑さん、最後の(?)ユーコン川下りは仲間とつくったイカダ。お伴はボーダーコリーのアレックスとハナ。1ヶ月ほどかけた川下りに写真家の著者がカヌーで同行して撮った写真が素晴らしい。野田さんのご冥福を祈ります。
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犬と水の旅といえば…と思い浮かべたまさにそのカヌーイスト野田知佑さん(少し前に訃報を聞いた)がカナダのユーコン川を旅した記録の写真絵本。今回はカヌーではなく手作りの筏での一ヶ月の川下り、著者はカヌーで並走しながら取材。
人間とは経験する世界が違ういぬを相棒とする日々のなぐさみ、たのもしさ、そしておもしろさがつたわってくるし、川の流域の地理や歴史についても軽く学べる。水上の写真を見ているだけで涼しい気持ちになってくる。 -
昔カヌー本をたくさん読んだ野田さんがイカダでユーコンを下る話。色々思い出しながら読んだ。他の方の感想でお亡くなりになっていたことを知り、ショックを受けました。
こんな壮大な旅は自分には無理だけど、夢や妄想が膨らみます
ところでManideさん
一瞬、茶色いくまさんでした??
こんな壮大な旅は自分には無理だけど、夢や妄想が膨らみます
ところでManideさん
一瞬、茶色いくまさんでした??
すごいですね、なんでわかるんですか…
そう、雪だるまは、早かったな〜と思って、違うのにしてたんですが、急...
すごいですね、なんでわかるんですか…
そう、雪だるまは、早かったな〜と思って、違うのにしてたんですが、急に寒くなって戻しました(^^)
旅の本はいいですよね〜
年末ですしね〜
リアルで旅にでたいですね〜