ベルクソン=時間と空間の哲学

著者 :
  • 講談社
1.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 5
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 楽天 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784062585705

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • p56 等質空間というより、等質化によって量のみが問われる「量空間」といった方がここでは読みやすい気がする。

  • 古典を読み込むにあたって、一見腑に落ちない言い回しを理解しようと試行錯誤する中で新しい考えをつかむのが哲学なのだと思う。日本の哲学研究者と言われる人たちは、根拠もなく自分の感覚だけで「混同がある」とか「一貫していない」などという。根拠がなくともなるほどと思わせるほどの力もない。どういう立ち位置なのかもわからない。それでも何か新しいものを生んでいればいいのだけれど、結局けちをつけるだけで終わってしまっている。単なる独りよがりな感想文でしかない。
    「はじめに」が面白かったのに残念。こんなの読むくらいだったらベルクソンそのものを読み返した方がいいよ。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1958年長崎県佐世保市生まれ。中央大学文学部教授。小林秀雄に導かれて、高校のときにベルクソンにであう。大学・大学院時代は、ウィトゲンシュタイン、ホワイトヘッドに傾倒。
好きな作家は、ドストエフスキー、内田百閒など。趣味は、将棋(ただし最近は、もっぱら「観る将」)と落語(というより「志ん朝」)。
著書に、『いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか』(春秋社)、『小林秀雄とウィトゲンシュタイン』(春風社)、『ホワイトヘッドの哲学』(講談社選書メチエ)、『ウィトゲンシュタイン ネクタイをしない哲学者』(白水社)、『ベルクソン=時間と空間の哲学』(講談社選書メチエ)、『ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門』(教育評論社)、『落語―哲学』(亜紀書房)、『西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か』(講談社選書メチエ)『続・ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門』(教育評論社)など。

「2021年 『ウィトゲンシュタイン、最初の一歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村昇の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×