仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

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  • 東洋経済新報社 (2016年9月22日発売)
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・ 楽をしたいのは人間の性であり、個性であり、権利なのだ、と開き直っている人は著者だけではない
はずである。

・これらの仕掛けに共通することは、整理整頓が「結果として」達成されることである。整理整頓をしているつもりはないのにいつの間にか本来の目的が達成されている。

・仕掛けの3要件
公平性(Fairness):誰も不利益を被らない。
誘引性(Attractiveness):行動が誘われる。
目的の二重性(Duality of purpose):仕掛ける側と仕掛けられる側の目的が異なる。

・仕掛けの効果だけでなく、製作コストや維持コスト、製作の難易度などを総合的にみて、その場にふ
さわしい仕掛けが導入されるべきである。

・無理やり行動を変えさせようとするのではなく、つい行動を変えたくなるように仕向けるのである。

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感想投稿日 : 2020年6月30日
読了日 : 2020年6月30日
本棚登録日 : 2020年6月30日

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