7つの短編集。どれも女性が主人公で、だいたい人間関係に悩んでいる。
「卒業」・・・高卒で消防士になった体育会系女子の、同級生とのすれ違いと、職業の自覚。
「首なしリカちゃん」・・・幼稚園ママ友づくりをめざすが、デザイナー志望の放任ママにつかまる。ラストはどのママもありじゃん、てところがよかった。
「ピンクの神様」・・・多分マニュキアしたホームレスのこと。小学6年でグループのトップにいる子の不安定な家庭と憂さ晴らし。
他の話も、さらっと書いてあるが、よく考えたら結構人間のずるさや弱さが出てるな。そのなかで、自分の生き方を認めたり、人に頼る事を選んだりするって、大きな一歩だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
女性作家
- 感想投稿日 : 2018年3月5日
- 読了日 : 2018年3月5日
- 本棚登録日 : 2018年3月5日
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