宿命と真実の炎

著者 :
  • 幻冬舎 (2017年5月11日発売)
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本棚登録 : 632
感想 : 91

「後悔と真実の色」の続編。警察を追われた孤高の西條が出てくるが、多分主人公は女刑事高城。容姿に恵まれず、病気の父親を抱えて屈折した性格を持つ。かつての西條の同僚も登場。適当なベテラン村越、お笑い芸人みたいな三井、記憶力抜群の金森。特に、今回は村越がよくて、高城と組みながら上手く育てていた。事件内容も根深くて、確かに警察に復讐って突飛な流れだなーと思っていたら、最後の最後で裏があった。ほんの数ページまで気が抜けなかった。

あらすじ
かつて同じ交通課に所属していた警官が連続して殺害されたことがわかる。所轄の高城は、解決に向けて西條にアドバイスを求めに行く。一方、実行犯は、誠也とレイと呼ばれる人物らしい…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 男性作家
感想投稿日 : 2017年9月15日
読了日 : 2017年9月15日
本棚登録日 : 2017年9月15日

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