★評価は再読了後に。
この長編は確かにストーリーはあるんだけれども、作家の意識の流れがそのまま書き記されたようなテイストを強く感じる(実際は推敲されていないことなどあり得ないのだけれども)。まるで幾つかちりばめられた(ように見える)格言めいた言葉を導くために、あるいはそこに至るまでの道程として物語が語られているよう。
もう少し突っ込むとすると、それらの言葉は極めて印象的なんだけれども、ストーリー自体が平板とは言わないまでもあまり魅力的ではないようにも思える(少なくとも他の村上作品に比して)。
まぁまだ終わってませんので、とにもかくにも次に進みましょう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年4月11日
- 読了日 : 2016年4月11日
- 本棚登録日 : 2016年3月19日
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