後藤田正晴と十二人の総理たち: もう鳴らない“ゴット・フォン”

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年6月1日発売)
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感想 : 11
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いままでさんざん佐々が書いてきた内容とほぼかぶるのだが、
叙情的な、小説的な仕上がりになっているのはよかった。
後藤田さんの葬式で、次々献花におとずれる歴代の総理と後藤田、
佐々の思い出を書いている。
さすがに新しい事件はないし、佐々の手柄話ばかりなのもいつものことだけど、
それでも最後、あまりの佐々の後藤田への愛に泣いてしまった。
佐々も長くなさそうだし、いい時代の語り部が減るのは苦しいな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2009年8月6日
読了日 : 2009年8月6日
本棚登録日 : 2009年8月6日

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