レインツリーの国

著者 :
  • 新潮社 (2006年9月28日発売)
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本棚登録 : 6196
感想 : 1047
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203ページ
1200円
8月25日〜8月25日

伸行は忘れられない本があり、その
ラストを他の人はどう受け止めたの
かが気になり検索する。そこで見つけたのが、ひとみが管理する『レインツリーの国』というサイト。好きな本の感想を通して意気投合した二人は、やがて会うことに。伸行は、ひとみのちぐはぐな行動に疑問をもち、それが聴覚障がいからくるものだとわかる。二人はぶつかり合いながらも親密になっていく。

メールのやり取りで進められる物語に自然に引き込まれる。聴覚障がいについての理解も多少深まり、それでも障がい云々でなく、その人の性格が大きいと感じさせてくれる物語。おもしろかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月17日
読了日 : 2023年8月25日
本棚登録日 : 2024年4月17日

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