1973年のピンボール (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2004年11月16日発売)
3.40
  • (626)
  • (1145)
  • (2526)
  • (363)
  • (67)
本棚登録 : 13822
感想 : 921
5

途中でピンボールをビリヤードと勘違いしていた事に気づいた。。自分にびっくり。YouTubeで確認したら、本当にお洒落で色々な台があってはまりそう。やっとしっくりきた。

季節や情景の描写が素敵で、音読して何度も味わってみる。ボイスメモ取る。

配電盤、砂場、貯水池、ゴルフコース、セーターの綻び、そしてピンボール。脈絡のないバラバラなカード。これは井戸?ここから謎解きのように行ったり来たり読み返す事になる。面白い。

印象的なのは25歳の鼠が「さあ考えろ」と自らに言いきかせるところ。最後は別れが立て続けで感傷的な気分になった。さあ、次は冒険だ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年3月5日
読了日 : 2022年3月5日
本棚登録日 : 2022年2月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする