猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1951年8月25日発売)
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本棚登録 : 2062
感想 : 240

家にあった本。正にタイトル通りの話。リリーという猫をめぐる前妻と妻と正造の日常や心情を描いただけのものが、どうしてこんなにドキドキさせるのか。大阪弁の会話と正造や前妻品子の心の声や、猫の仕草などが心に迫ってきて面白くも切なかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月14日
読了日 : 2022年4月14日
本棚登録日 : 2022年4月14日

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コメント 2件

☆ベルガモット☆さんのコメント
2022/09/19

111108さん おはようございます
谷崎さんに夢中ということでレビュー楽しく拝見しております
図書館にありましたので取り寄せました
おうちの蔵書とは、どんな立派な本棚をお持ちなのかと妄想が膨らんでしまいました

111108さんのコメント
2022/09/19

ベルガモットさん、こんにちは。

谷崎潤一郎、私にとっては大好きと言うより、やることなすことが気になって仕方がないみたいな気持ちなんです。文章はさすがに美文で読みやすいです。ベルガモットさんもぜひ一度体験してください。

蔵書‼︎笑「家にあった本」のことですね。これは巣立った子や一緒に住んでる家族が買った(置いていった)本で、自分の趣味や意志でないけどたまたま読んだのだというのを忘備録的に書いてるだけですよ〜
めちゃくちゃ立派な書庫など全然ないです!でもブクログ始めてから確実に家の本増えてますね。

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