GHQ占領下にあった時代に起きた下山事件については様々な方面から書かれた本が出ていますが、多分これが決定版といっていいと思います。戦争が終わっても占領が終わって独立しても事件は終わらない。数少ない生き証人をたどりながらひもとかれていく事件の真相には、平々凡々たる日常を生きている私には恐ろしくさえあります。これを書き上げた著者の情熱に頭が下ります。
読了 2007/8/4
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2008年4月15日
- 本棚登録日 : 2008年4月15日
みんなの感想をみる