夢と現を織り交ぜたようなお話たち。
ほとんどが漱石の実体験に基づくものらしい。
言葉の遣いかたがとてもチャーミングで思わずニンマリしてしまう。
それでいて折々にハッとする深い言葉や考えがあることに気づく。
私的に『夢十夜』の第一夜が幽玄の美しさがあってとても好み。
持病で死の淵にたった話もとても興味深かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年2月21日
- 読了日 : 2009年1月11日
- 本棚登録日 : 2009年1月11日
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