これよく見ますよね〜の軽い気持ちで買った本。いや凄いね、これは。最後のページでブワッと涙。
初東野圭吾さんでしたが、この本でよかった。
読み始めは「???」だったし、第2章に入ったら「これ短編集だったか?」と思うような始まり。長編好きなため、この本買ったことを一瞬後悔しそうになった前半。...が!しかし!
そんな思いを忘れるぐらい、途中から夢中。
いや各章の人達の繋がりが凄い!繋がりの糸が複雑に見えるけど、実はしっかりした1本!
何度ページを戻って人の名前を確認したことか。この人だったんだー!とかここでつながっちゃうんだー!の感動が凄く大きかった。
この本でも出てくるけど、「悩み」って大きい小さいあれど誰にでもありますもんね。それも人に言えることと言えないことがあるし。でも口に出して、言葉にして、誰かに聞いて欲しい。相談したい。実は、本当の答えは自分の中にあるって気づいてるんですけれども。忖度なく、誠実な気持ちで、悩める子羊の背中を押して貰いたいんですよね。ね、ナミヤさん。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月13日
- 読了日 : 2024年1月13日
- 本棚登録日 : 2022年5月22日
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