浅田次郎さんの短編集。
躓いたさきに何とか生きている。周りの助けもあるがそれを拒み、他人のため孤独を選ぶ。そんな人物ばかり。
その意地に何の意味もないのかもしれないが、それでも想いを自分の内に抱えてしまう。
破滅的に不器用な選択をする大人たちの生き様が胸に染みて、後を引いてしまいます。
「うたかた」
頼子は人生を完遂できたのだろう。こんな最期も潔く感じてしまう。
「スターダストレビュー」
圭二もやり直すチャンスはあったのに、、、節子とやり直して欲しかったと悔しくなってしまう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月19日
- 読了日 : 2023年5月19日
- 本棚登録日 : 2023年5月16日
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