2018年3月10日読了。
昭和初期発表の歴史小説。幕府側の立役者の人物から見た幕末維新を読む。登場人物やその周辺の人々の個性溢れる姿や情景描写も奥行きがある。べらんめいの父小吉の江戸弁には少々戸惑ったが、読み進めてくると味わいがあった。海音寺潮五郎、子母沢寛、また違ったファンになりそうだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年3月11日
- 読了日 : 2018年3月11日
- 本棚登録日 : 2018年2月28日
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