ちょー後宮からの逃走 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2001年12月21日発売)
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本棚登録 : 483
感想 : 14
4

うん、やっぱりジオとダイヤの出番が少ないほうが、他の登場人物が動くので面白くなるね。
そしてタイトルの「後宮からの逃走」。
やっぱりそうなるよね、って読んでいたら、そっちの意味もありましたか。

クラスター王子はどうも根っからの悪役ではなく、ただのコミュニケーション不全。
親に愛してもらったことがないので、人との距離が測れず、新しい世界に足を踏み出す勇気もない。
傍にいてくれ=結婚してくれ なのね。

髪の黒い魔法使い、タロットワークという魔法使い、サリタという魔法使い。
魔王となって苦しんでいるはずの彼を思わせるような人物がずいぶんと出てくるけれど、サリタって彼だよね。

ストーリーはあまり進んでいないけれど、宝珠がしなければならないことは増えた。
さて、次はどうなることやら。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年5月16日
読了日 : 2022年5月16日
本棚登録日 : 2022年5月16日

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