無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい (角川書店単行本)

著者 :
  • KADOKAWA (2013年9月10日発売)
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感想 : 36
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無印良品というワードに惹かれて読んだ。

優秀な人材は集まらない。だから「育てる仕組み」をつくる
→優秀な人を待っていても、自分からくることはない。だから今いる人を育てて優秀な人にする。その発想自体が新鮮だったし、仕組みを作るという無印良品の理念がチラッと見えた気がした。成果が出ないのは、人が悪いのではない、仕組みが悪いのだと考え、修正をする。

業界の最前線を走り続ける企業に共通していることは、非常にシンプルです。 「挨拶をきちんとする」「ゴミを見つけたら拾う」「仕事の締め切りを守る」  といった、小学校で教わるような、人としての「基本のき」が社員に浸透しているかどうか。
→小学校でもし身につけることができていなかったら・・・と思うとゾッとする。人としての「基本のき」は躾として、身につけるべき所作だと再確認した。これは、教えてもらうことで効率よく身につく類のものであるため、家庭、学校と連携して子どもに身につくように指導にあたる。

仕事とは何か。  この本質的な問いに一言で答えるのは難しいのですが、私にとっては「生きる価値そのもの」です。
→自分にとって仕事とは何か。人生の楽しみそのもの?生きがい?人生哲学と同じで、そもそも・・・を考えると面白いし、生き方が深まる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年12月26日
読了日 : 2020年12月26日
本棚登録日 : 2020年12月26日

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