疾走 上 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2005年5月25日発売)
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本棚登録 : 9205
感想 : 825

重松清の語り口はいつも独特の雰囲気がありますが、この突き刺すような冷たいようなのは最初ドキッとしました。
にんげんの愚かさと怖さは、その辺のホラーより遥かに恐ろしいものがあります。暗澹たる雲行きを感じますが、下巻のシュウジのこれからの生き方が気になります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月21日
読了日 : 2024年1月21日
本棚登録日 : 2024年1月21日

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