とある事件に巻き込まれた8人の人質が拘束されている間に犯人の動向を知る為の盗聴器から聞こえてきたのは、それぞれの物語を語り合う人質の声。緊迫している現場とは不釣り合いにも思えるその朗読会で語られる物語は一つ一つが温かくその人の人となりを感じられるような話ばかりで、人質の朗読会という一冊の本の中に何篇もの物語が楽しめて面白いと思った。繰り返し読みたい本の一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館本
- 感想投稿日 : 2023年4月16日
- 読了日 : 2023年4月16日
- 本棚登録日 : 2023年4月16日
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