私はデザイナーでないが、第一線で活躍している方の本を読むとやはり気づかされることが多い。
トイレに関する話が沢山出てくるが、ここはとても共感できる…。何だかとても仲良くなれそうだ。
デザインも、AとBが既に世にあったときに、Cを作るのではなく、その間の隙間を作るのがデザインという言葉が妙に腹落ちした。それはありそうでなかったものだとか…
この方の親しみやすさ、はそんなところにもあらわれているのかもしれない。この方の笑いのセンスも割と好きだ。笑のセンスと呼ぶものでないかもしれないが…。
ウラの裏はオモテだけど、最初のオモテとは違うものになっている。
他にも色んな刺激を受ける言葉がこの本に散りばめられている。
私のような、デザイナーでない人間が読んでも十分に楽しめる著書だ。働き方や、その上でのポリシーなども考えさせられる。
作品の写真も目に楽しい。
働く人に、デザイナーであればなおのこと一読の価値アリ、だと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月23日
- 読了日 : 2020年8月23日
- 本棚登録日 : 2020年8月22日
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