私が彼を殺した (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2002年3月15日発売)
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本棚登録 : 17955
感想 : 1308
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 加賀さん、カッコいいです。怪しい人たちとパズル&心理戦を繰り広げ、最後にビシッと一言決めます。登場は遅く、中盤頃ひょっこりと。練馬警察署に異動されたみたいですね。上司や同僚は登場せず、なんか自由です。
 最後まで読んでも犯人が分からなかったので、ネットで教えてもらいました。前の『どちらかが彼女を殺した』よりパズルっぽいです。
 こうゆうパズルっぽい小説は、エクセルでチャートとか使って書くんでしょうか?逆に、読む方もリバースエンジニアリング的読み方が必要でしょうか?東野さんの小説はスラスラ読めちゃうから、難しいです。
 私が気になったのは、鼻炎カプセルです。こんな商品あるのかなぁ。諸事情から決まったんでしょうね。耳鼻咽喉科に行かないことも含め、こうゆう設定、ということですね。
 とにかく本作は、加賀さんの表情の変化、駆け引きが楽しめた作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月29日
読了日 : 2024年1月31日
本棚登録日 : 2024年1月14日

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