池井戸さんの小説は、感動させられてしまうんやろなーという予感を感じつつ、そのまま素直にじーんと来てしまうので、上手なんやろなーと思う。昔よく、テレビで祖母と見ていた時代劇に似ていると思う。勧善懲悪、最後には必ず善人が幸せになれる。みんな、現代人は疲れていて、ハッピーエンドを望んでいるってことなんやろな。
そして、現在の社会で問題になっていることも、しっかりと読者に教えてくれて、考えるきっかけに確かにするので、色々な意味ですごい作者さんだと思う。
低迷気味の出版業をひっぱてほしいと、本ラバーとして思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月4日
- 読了日 : 2016年12月4日
- 本棚登録日 : 2016年12月4日
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