下町ロケット2 ガウディ計画

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著者 : 池井戸潤
  • 小学館 (2015年11月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864299

下町ロケット2 ガウディ計画の感想・レビュー・書評

  • 仕事に対する姿勢を見つめ直したいときに最適
    前作でも感じられた、佃製作所の佃社長、山崎部長、殿村部長の仕事に対する真摯な姿勢は健在。
    本作でも、大企業、大病院という大きな組織との戦いのなかで、何のために仕事をしているのか、プライドをもって仕事をする佃製作所の活躍が嬉しい。
    自分の仕事に自信が持てないとき、やる気が下がったときに、もう一度読み返したくなる本である。夢を持たないとだなぁ。

  • 前回はロケットのバルブ、今回は心臓の人工弁。前回同様、ものづくりのむずかしさ、おもしろさにわくわくして読み進めることができた。立花がなかなかはかどらない仕事に活路を見出すために病院を訪問したときに、自分たちの仕事が果たして何であるか。どこに向かっているのか。誰のために努力しているのかーに気づいたところにじーんときた。読後感すっきり。前向きになれた。

  • 4.0 図書館の予約本がようやく届き読了。テレビでストーリーを知っているのにページを捲る手が止まらない。さすが池井戸潤。

  • ロケットバブルの佃製作所に新たなる依頼。
    医療機器の人工心臓部品を大手の医療メーカーに依頼されるが、採算が取れない製造にライバル社がおいしいところかっさらうことに。
    今や佃製作所の主力部品となったロケットバブルすらもそのライバル社が食い込んできて…というお決まりの逆境からのどんでん返し。そのライバル社はドラマでは小泉孝太郎でしたが、原作からするとちょっと若い。でもその若さと生意気さがドラマではよくマッチしていたと思います。ギラギラとした野心を抱えた部分もうまかったと思います。
    さて、ロケット部品の注文すらも取れなくなったどん底の佃にかつて佃製作所から去っていった元社員から開発中の人工弁部品の制作を依頼されます。
    こちらも開発に何億というお金をつぎ込み、承認されるまでの長い道のり。物語の中でも二年三年経ってるものね。承認するのにそんなくそな委員がいるのかと(あら、下品で失礼)憤りつつ、実際そんな人工弁が開発されたならいいのになと医療畑の一端にいる私は思いました。
    でも実際薬品開発もいかに厚労省の承認を取り付けるかに鍵があるというのはよく聞く話。医療機器もただ便利なものを開発しました、では済まないところが辛いところ。人の命を守るものとはいえ、その辺は日本が慎重になりすぎて遅れているというのはいいのか悪いのか。
    願わくば、そういう真摯な努力を続けた人に報われる結果が付いてきて、より多くの人が助かりますように。

  • 人を奮い立たせる原動力は夢とロマンだけではなかった。耐え難い情念に突き動かされ、為す術もなく突っ走る。そうせざるを得ない、駆り立てられるような動機というものがある。逃げ場のない苦しみの中で、それでも必死でもがき、前へ進もうとする。それぞれの男たちがそれぞれの信念と矜持をもって生きている。思いと熱を激しくぶつけあいながら真剣に生き貫いている背中に生きる勇気を与えられた。

  • 日本のものづくり力の凄さを描いたものとしては、前作のほうが内容が厚かった。
    今回は、医療がテーマということで社会的意義の話が強かった。
    読んでいて楽しい展開なのは安定して存続。

  • 池井戸潤作品だなぁという感じ

    下町ロケット1の方でも感じたけれども「TBSドラマ良くできていたな」と
    部分を見ると違っているところはありつつ、作品の雰囲気を壊さずに作られていた印象ですね

    読んでいても、阿部寛や小泉孝太郎の顔が浮かんできた
    この辺は水戸黄門で培った流れですかね
    そんなことはないかw

    作品は当然ながら前作の続きから
    帝国重工との取引は続いていたが、そこにライバルであるサヤマ製作所が出て来る
    次期ロケットバルブの選定は両社の試験結果を見てからという事になったのだ

    それと時期を同じくして、佃製作所は医療機器部品製造への進出も考え始めていた
    最初は「コアハート」という人工心臓の部品製造を日本クラインから依頼された事だったが、製造面でも契約面でもなかなか上手く行かずに頓挫してしまう

    佃製作所の後釜としてコアハートの部品制作に入り込んだのがサヤマ製作所
    佃製作所は別の会社と人工弁の制作に挑んでいく

    つまるところ、佃製作所とサヤマ製作所はロケットバルブでは直接的なライバル関係
    医療機器製造分野でも間接的に絡んでいるという関係性
    サヤマ製作所は佃製作所のエンジニアを引き抜いてもいる

    全体的にはサヤマ製作所側が有利な方向で動いていく
    だが、一つの出来事を堺に潮目が変わっていく

    コアハートは臨床実験段階に入っているのだが、その患者さんが亡くなってしまう
    その時に対処した医者の責任になってしまうのだが、実はコアハート自体の耐久性の問題だった

    その事実が徐々に明らかになっていく
    追い込まれるサヤマ製作所
    あとは、白い巨塔さながらの医療業界?のエグいやりとりもあり
    全体的にはまさに水戸黄門の流れ
    悪が栄えた後、最終的には正義が勝つという
    池井戸イズムとも言えるかな
    分かっているのだけれども面白いというね

  • 静かな、しっかりとした展開

  • 『下町ロケット』の続編。今回は人工弁という医療の世界に挑戦。
    止まらずにどんどん読み進めてしまう。そして、後味の良い読後感。
    立花と加納がひたむきに仕事をする姿に心を動かされた。自分も、「何のため、誰のため」を意識して、自分の仕事を頑張りたくなった。

  • シリーズ第二弾。相変わらずのテンポ◯、ストーリー◯で読後の満足感も強い。

    ドラマを見ていなかったが、色々裏切りや取引中止などの不安要素もありつつ結局は正義は勝つ、という展開が心地よし。スカッとしたい人にオススメです

  •  下町ロケットが面白かったので、2も借りてみました。
    医学部教授の貴船や、日本クラインの久坂等、嫌な人間が大量に出現して、佃製作所が窮地に立たされ続け、続きが気になって、又一気読みしてしまいました。
     佃製作所の人工弁の開発を任された、立花と加納が実際に、小児の心臓病患者に人工弁をつける手術の見学をし、その手術の成功によって、元気になった子供からのお礼の手紙や、患者の子供たちの笑顔の写真を励みに頑張る姿に、必死に努力する事の大切さを学びました。
     最後には、ライバルであった、サヤマ製作所が偽造データ問題で、自分から落ちていき、佃製作所に軍配が上がった時は、思わず万歳してしまいました。
     そして、自分にひどい仕打ちをした、日本クラインの依頼にに対して、「商売は信頼関係です」とすげなく断った佃社長に拍手喝さいを送りました。
     やったー!って、それまでのうっぷんが晴れました(*^-^)
     何事も誠実にし続ける事で勝機がつかめると思い、自分自身もそう思って努力を続けたいと思える、自己啓発にもなる本でとっても良かったです。

  • 2017/3/2
    後半はイッキ読み。
    読後スッキリするもんだから忘れがちだけど、この人の本途中はめっちゃイライラするのよ。
    悪者優勢で進むからね。
    今回もそれはそれはお見事な悪者っぷりで、私は思う壺にイライラしたいいお客さんでした。
    若い二人が煮詰まって患者さんに会いに福井まで行き、手術を見学した場面は泣けた。
    熱く生きねばな。熱く生きたほうが人生楽しいよなと思いました。
    なかなか熱くなれないんだけどね。

  • 前作が面白かったので2もすぐに読みました。
    登場人物が良い。
    嘘が多い世の中で、ここまで綺麗に勧善懲悪な話はあまりないかと思うけど、そこはフィクションの世界でやはり読んでいて気持ちいい。
    映画を見ているようでとても読みやすい。

  • やっと図書館で借りることができ読みました。
    ドラマでストーリーを理解していた分、より深く読め、より楽しめました。

    後半の泣いて承認を得る場面、こちらはドラマの印象が強く映像が蘇りました。

    エンドはドラマよりも小説の方がスッキリして好きかな。

    面白い小説です。

  • 読み易く、読了後、気分爽快になる。

  • 1巻と似たような展開だなあって思ってしまった…
    しかし、未知の分野でも諦めずに頑張る佃社長と部下達の姿勢に感動。
    相変わらず財前はいい人でした。

  • 前の下町ロケットほどの感動はなかった~。。。
    前の話が合っての今回だからそんなもんなのかもしれないけれど。。。
    ドラマの方が細かく、加えられている演出などがあり、本はシンプルだった。
    ずっと借りていたのでようやく読み終えることができて良かった。それが一番の感想・・・。

  •  中小企業佃製作所奮闘物語の続編。前作はロケットエンジンだったが今回は人工心臓の部品という予想外のバルブをめぐるすったもんだ。部品は変わっても物語の構成はほとんど同じで、今回も悪役の同業他社や取引先から無理難題やら卑怯な仕打ちを仕掛けられて絶体絶命に追い込まれながらも、チームワークと正義感と情熱という浪花節パワーで最後にひっくり返すという、勧善懲悪予定調和感動物語になっている。あまりにも類型的であり敵味方が豁然と分かれていて意外性はほとんどない。うまくいかないことの多い日常の憂さ晴らしには恰好のものだが、それ以上でもそれ以下でもない。まあそれがエンターテインメントの存在意義なのだから、よっしゃあと読んで溜飲を下げればそれでいいのだろう。佃さんよ。あんたは幸せだよ。こんなすばらしいスタッフに恵まれて、どんな難局も最後には乗りきってしまうんだから。椎名や久坂や貴船みたいな低劣な連中は現実にもたくさんいて、そういうやつらが実際には幅を利かせて、正直者を踏みつけにしてどんどんのし上がって行くんだよ。たしかに佃航平は希望の星だけど、所詮は夢物語なのが悲しいよね。

  • 悪にどうやって勝つか
    技術という武器の真の強さ

  • 登場人物の誰もが仕事に悩み、葛藤をしている。共感しないわけない。
    分厚い本だが、3日で読めました。

  • ドラマは未視聴。追い込まれながら、最後に起死回生の逆転。このハラハラ~スカッと感は何度読んでも嵌まるなぁ♪。

  • 面白かったけど、前作よりハラハラしませんでした

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