下町ロケット2 ガウディ計画

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864299

感想・レビュー・書評

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  • 後半は一気に読んだ。
    「何のために仕事をしているのか」を見失わないこと、そして夢を持つこと。仕事をする上でやはり大切で、力になるのだなと改めて思った。
     また、誠実な姿勢の佃製作所側が成功をつかんでいくところが、前作と同様に痛快で、読後感も良かった。

  • 中小企業の悲哀を味わいながらも、誇りを持って取り組む佃製作所の人達が印象的だった。

  • 前作に引き続き、ロケット開発からその技術を応用した医療用人工心臓「ガウディ」の開発に挑む佃製作所の話。中小企業と大企業との確執や陰謀、裏切りなどなかなか引き込まれる内容であった。

  • 読みやすくて面白くて一気に読んでしまった。

    前作と同様、中小企業が大きな権力と闘い最後に大逆転しスカッとする。
    また、今回は医療がどうあるべきか、医療とビジネスの視点での難しさを考えさせられた。

  • 後半、何度か涙してしまいました。
    仕事する理由、生きるということ。
    大企業と中小企業
    権力、名誉、富…
    なんだか自分には計り知れない世界なのですが、
    この物語の根本が、
    真っ直ぐに、ただ真っ直ぐに突き進む佃製作所の皆さんの話だからこそ、
    のめり込めます。
    面白いです!

  • 感動。泣いた。

  • 1作目よりも複雑で、リアルだと思った。理系のものづくりっていいなあ

  • 過去読了分を登録。不思議と仕事に対するモチベーションが上がる一冊。

  • 池井戸小説である勧善懲悪展開は読んでいてスカッとするのは毎度のこと。
    しかし、今回の敵(サヤマ製作所)の自滅は現実的ではない。
    人命がかかった部品に対して実験データの偽装などというトンデモ行為をするとは考えにくい。
    こんなアホがNASAってどうなのよ…

  • 前作に続きまた胸が熱くなる作品です。
    本当に池井戸さんは裏切らない。
    池井戸さんの本には判官贔屓的な日本人の気質に訴えかける部分があり、それが広く受け入れられている要因の一つなのかもしれない。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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