夏休みに科学に触れて自然の中で思いっきり学ぶ少年の清々しい青春と、
海を守ろうとする女性の活動を通した社会問題要素と、
ガリレオ長編らしい切ない事件の背景が詰まっていて、
満足感のある小説でした。
子供嫌いの湯川先生が心を開いた少年が、こんなふうに事件に関わっていたなんて…と衝撃的な結末です。
少年が成長して事件をどう受け止めて生きていくか、後日談を見てみたい気もします。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年10月19日
- 本棚登録日 : 2022年9月5日
みんなの感想をみる