昭和初期、言葉遣いも乱暴ですぐ手がでるヤスさんが、結婚3年目にしてついに子どもができ、急に真面目一変になったところから話が始まる。
奥さんのことも大好きで大切で、でも照れ屋だから素直に言葉にはできないヤスさん。しかしそれもわかってくれてる奥さんも、ヤスさんへの愛にあふれていて、序盤は特に幸せすぎて涙が出てしまった。
生まれてきたアキラが、トンビが鷹を産んだと言われるほど優しい子に育ち、でも反抗期もばっちりあり、不器用なヤスさんとすれ違っているのはもどかしかった。
ヤスさんとアキラの周りの人たちも、アキラを自分の子どもや孫のように可愛がってくれて、ヤスさんも支えてくれて、終始愛に溢れた1冊だった。
久しぶりにめちゃくちゃ泣いてしまう本だったから、職場の昼休みに読むことはおすすめできない、、
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月10日
- 読了日 : 2022年10月10日
- 本棚登録日 : 2022年10月10日
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