この『小さな人生論』はシリーズとして刊行され、いろんなエピソードや言葉が各巻に散りばめられている。中には偉人と呼ばれる人の話もあるが、読み手と等身大に近い人の話もある。そして、どの話にもというと大袈裟なので、どの巻にも必ず読み手の心を震わせる話が複数は見つけることができるはずだ。
私は、このシリーズに収められている話から、愚直に生きることの美しさと尊さを感じたのだが、それを糧にできるか否かは心もとない。だから、心が萎えてしまわないうちに幾度も読み返して、弱い自分に言い聞かせている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
いわゆる人生を考える本
- 感想投稿日 : 2011年2月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年2月11日
みんなの感想をみる