太平記<よみ>の可能性 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年9月10日発売)
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本棚登録 : 82
感想 : 6
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北畠親房と足利尊氏の理想が同じという点に驚いた。楠木正成はじめ、武臣ではない者たちが好意的に語られる点において、太平記の作者を考察するところが面白い。鎌倉〜室町時代の前例主義がうかがえるところも読んでいて気持ちがよかったが、100ページで断念する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月30日
読了日 : 2022年10月30日
本棚登録日 : 2022年10月30日

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