ハムレット (新潮文庫)

  • 新潮社 (1967年9月27日発売)
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youtubeアバタロー氏
《著者》
英1564年生
ルネサンス期に活躍 劇作家、詩人
生涯で戯曲(お芝居の台本)は37作
四大戯曲 ハムレット オセロ マクベス リア王

《著作》
1601年頃
全部で5幕、北欧物語が元となっている
セリフの癖が強い
城はデンマークのクロンボー城
本ではエルシノア城
絵画1852年ミレー「オフィーリア」

3幕
生きることの悩みと死ぬことへの恐怖
To be,or not to be,that is the question.
復讐を果たせねばという使命感と焦燥感の葛藤の苦しみに心が揺らぐ

5幕
人生はどうなるかわからない
結局は覚悟だろ
なるようになればいいんだ
死ぬことへの揺らぎが悟りの領域に近づいていった

《感想》
劇は何かしらのアクシデントや悲劇が必要だ
そうはわかっていても、やりすぎと思う所があり興味は薄く、軽い気持ちで音声を聞いた

非常に感動的だった
元の話を下敷きにしているとはいえ、歴史的にあり得そうな話
推理小説にも通ずる伏線や殺人は見事だった

今日の話題
NHK「らんまん」で、丈之助という人物が、シェークスピアをぜんぶ翻訳するのが夢と語っていた
ちょうどタイミングが合って驚いた
余談だが「爆誕す」を使ったセリフに、明治時代にすっごい言葉使うなと思ってたら、他の視聴者も同様に感じたらしく、SNSで盛り上がっていた

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・エッセイ
感想投稿日 : 2023年6月14日
読了日 : 2023年6月14日
本棚登録日 : 2023年6月9日

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