七瀬ふたたび (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1978年12月22日発売)
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本棚登録 : 4095
感想 : 388
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家族八景から続けて読了。

この本では、七瀬以外の超能力者が数人登場するのでわくわくします。
ノリオ(七瀬と同じ精神感応者で子供)
岩淵恒夫(予知能力者)
ヘンリー(念動力者)
西尾(透視能力者)
漁藤子(タイムトラベラー)

前作の「家族八景」から七瀬の冷徹さも少し加わりガラッと変わった感じがしました。「ヘニーデ姫」の章は可哀そうだった。
最終章の「七瀬 森を走る」では超能力者と組織の闘いになっていきます。
結末はえっ。こうなっちゃうの。みたいな感じです。
これは「エディプスの恋人」をすぐ読まないといけないのではないか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月24日
読了日 : 2022年4月24日
本棚登録日 : 2022年4月24日

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