みんな大好き新興宗教系推理小説!!
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連続する幼女誘事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。
若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。
こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。
人は耐えがたい悲しみに慟哭する――
新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈デビュー作。
(Amazon 作品紹介より)
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『慟哭』というタイトルから想像していたのは、やり場のない怒りや哀しみからくる叫び…。
決して工藤静香ではない。
………。
貫井徳郎さんのデビュー作です。
この作品でデビュー作!
凄い…!
連続幼女誘拐事件を捜査している一課長らと『彼』からなる視点を描いた作品。
すみませんが………(;´Д`)
今までの推理小説読書経験から、前半の66Pでどんな仕掛けの推理小説か全部分かってしまいました…(~_~;)
無念。
にしてもとても読みやすく、どんどん次が気になる展開で、ほぼ一気読み!
夫婦や子供との絆が痛いくらいに伝わってくる。
宗教にのめり込むのは、自分の信じたい事だけしか聞こえなくなるから。
全てが上手くいってる人の方が稀ですよね…。
内容あまり言えませんが…
推理が当たっても、ラストは慟哭……Σ(༎ຶ⌑༎ຶ)!!
納得です!!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月10日
- 読了日 : 2022年10月10日
- 本棚登録日 : 2022年10月10日
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