愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1990年8月3日発売)
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感想 : 236
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民主主義、資本主義に閉塞を感じる今こそ読む価値があるのかなと思う。人間を不完全な存在とするというのは、エヴァが影響を受けた部分かもしれない。
国家を超え、企業が世界を主導するという形は今リアルにありえるのではないかと思う。経済、政治小説としてだけではなく、予言的な小説だったのだなぁと、今にして思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸
感想投稿日 : 2021年4月28日
読了日 : 2021年4月28日
本棚登録日 : 2021年4月3日

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