凄く深く考えさせられる作品。
自分がもし主人公の女性だったら?
自分がもし主人公の家族だったら?
自分がもしその周りの人間だったら?
自分がもし主人公に愛される人間だったら?
その感覚を年代年代の自分の傾向なんかものせながらこのストーリーと平行させて考えて読み進めると過去に現実感が増してくるようで突き刺さる物ありすぎ。
自分の言葉や態度で起きた事々、逆も然りで、それらを踏まえた上で「人間の言動行動」とは?と考えさせられる。
「美」への追及して行く過程も凄く考えさせられた。
対自分
対他人
この2つの中に共存するような美と醜、そのバランスが生きていく上でどれだけのパーセンテージを占めるのかと感じた。
両極にあるように見える美と醜は意外と隣あわせのような気もするし、逆に取り込まれるようにお互いの中で生まれて生きているそれこそがモンスターなのかとも思わされた。
誰しもが抱くテーマだからこそ特に対人関係においては各々の「美」と「醜」の関係性のバランスを考慮した接し方が必要かと感じ、これからの自分自身も改めて見つめていかなければと感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月20日
- 読了日 : 2023年1月20日
- 本棚登録日 : 2023年1月14日
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