・人の「ついしたくなる」へ誘導し、行動を変化
させる『仕掛学』にスポットを当てた一冊。
著者がこれまでに調査してきた事例も掲載しながら、
『仕掛け』とは何かを噛み砕いて解説している。
・仕掛けとは、いつもの行動からもう一つの行動へ
誘導する仕組みやアイデアのことを指しており、
仕掛けを上手に利用することで、個人〜社会に関
わる課題解決のヒントが盛り込まれていた。
・事例の調査と分析から『仕掛けの原理』を類型化し、
各要素の関係性も提示してくれているので、自分の
身近なことの視点を変えるきっかけになる本。
ーーーーー本書から参考となったことメモーーーーー
【仕掛けの定義(P.36)】
①公平性:誰も不利益を被らない。
②誘引生:行動が誘われる。
③目的の二重性:仕掛ける側と仕掛けられる側の
目的が異なる。
【仕掛けの原理(P.82)】
物理的トリガ × 心理的トリガ → 行動の変化
【オズボーンのチェックリスト(P.156)】
アイデアに行き詰まった時の視点の切替えヒント
1.他の使い道は? /Put to other uses?
2.他に似たものは? /Adapt?
3.変えてみたら? /Modify?
4.大きくしてみたら? /Magnify?
5.小さくしてみたら? /Minify?
6.他のもので代用したら?/Substitute?
7.入れ替えてみたら? /Rearrange?
8.逆にしてみたら? /Reverse?
9.組み合わせてみたら? /Combine?
- 感想投稿日 : 2020年11月3日
- 読了日 : 2020年11月2日
- 本棚登録日 : 2020年11月3日
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