学生時代の井口さん(King Gnu)が載ってると知り手に取った。
確かに「秘境」だった。
日本の、そして有名な大学なのに
まだまだ知らない世界が溢れてるんだなあと思った。
音楽学部と美術学部で全然雰囲気や人の系統が違って
考えていることも経歴もさまざまで特殊で
だけど1人1人ちゃんとした人生のヒストリーと今後の方針の軸をしっかりもっていて。
面白いなあと思った。全員、青春してるなあ。
そして後半に井口さん登場。
一番チャラいと言われている声楽科。
恋愛を歌うオペラで、気持ちをいかに声で伝えるか。そして何ヶ国語をあやつり表現するか。
ポップス方面で活動したいなとすでに言いつつ、「声楽科の人がJ-POPを歌うとやっぱり変です」って言っちゃっている…
(あと声楽科のチャラさについても。笑)
当然かもしれないけれど、やっぱり人を魅了する人ってすごい努力をしてきたんだなあと。
かっこいいなあ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新潮社
- 感想投稿日 : 2021年4月29日
- 読了日 : 2021年4月29日
- 本棚登録日 : 2021年4月29日
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