これが現代だと、心を病んだ御曹司と、心優しき部下の娘が最後くっついちゃって「はいはい、美男美女~<(`^´)>」なのに、時代が違うだけで、忍びは出てくる、登場人物の所作がとにかく美しい、健気な子どもしかいない、忠義が社畜に堕ちない、台詞に品がある…
現代人の無い物ねだりか、宮部さんの表現力か。
上巻でも思ったのだけど、下巻の帯にも「リベンジ」とか書くし。帯作った人センスないわ。世界観壊れる。上巻の帯の「ヒーローの誕生」にも違和感。誰を指してヒーロー?
時代小説あんまり、な人(わたしもです)にもお薦め。量ありますが、ぎっしり詰まっているのではなく、丁寧に描かれての量なので、するするいけちゃいますよ。
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- 感想投稿日 : 2021年11月23日
- 読了日 : 2021年11月23日
- 本棚登録日 : 2021年11月23日
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