恥辱 (ハヤカワepi文庫 ク 5-1)

  • 早川書房 (2007年7月15日発売)
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人はなかなか自分の主義主張を変えることはできない、歳を取ってからなら尚更。価値観・常識が移ろいゆくアパルトヘイト撤廃後の南アフリカ。その中で過去の価値観を持ち続けたまま生き抜くことは難しい。変化に適応することと自分の生き方を曲げないことの両立は可能なのか

主人公が関わった3人の女性たちは何を考えていたのだろう。いまいちはっきりしなかったので、とても気になる。
面白かったけれど、よくわからないところや想像しにくいところも多かった。南アフリカの歴史や文化を学べば、少しは理解度が深まるのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年5月11日
読了日 : 2023年5月11日
本棚登録日 : 2023年5月1日

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