『塩の街』有川浩著
【印象に残る言葉】
「女は本来男よりも度胸あり図太い。男は理屈を越えられないが女は軽く越えちゃう。」
「世界のルールが変わって、人間は初めて何に守られていたかがわかる。そして何を守りたいか?」
【著者との出会いからこれまで】
これまで植物図鑑、阪急電車、レインツリーの国、クジラの彼、ストーリーセラーと読了してきました。
そして、次がこの塩の街でした。
過去読了していた小説とは毛色の違う始まりに戸惑いを覚えながら進みました。
【物語】
タイトルのとおり、世界が塩の街になり、人々が存在できなくなる極限の物語です。
その物語を通じで
親子
年齢が10離れた男女
高校からの幼なじみの男組
塩害を機会に命を無くす若い男女
らの関係をたどります。
【季節と物語】
始まりは冬。どんよりとした厚い雲に覆われた感じです。
さらに雪が少し積もり、足元がふらつきます。
でも、少しずつ少しずつ薄日が差し込み、春の訪れです。
物語の終わりには、満開少し手前の桜の風景が目に浮かぶ感じです。
有川浩さんの小説。
今回の塩の街でさらに好きになったようです。
#読書好きな人と繋がりたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
名刺代わりの小説10選2020上半期
- 感想投稿日 : 2020年3月18日
- 読了日 : 2020年3月18日
- 本棚登録日 : 2020年2月23日
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