本書を一言で要約すれば、結局のところ「より良い人間関係を築きたければ、他者に対して誠を尽くせ」ということなのだと思う。
他者に対してあまりに性善説に寄り過ぎではないか?とも感じたが、あとがきで「世の辛酸をなめつくし、社会の表裏を知りつくして、ついに彼は人間性の秘密をさぐりあてた」との一節で、この疑問は消え去った。
世界中で読まれている理由がよくわかった気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
評論(海外)
- 感想投稿日 : 2015年1月26日
- 読了日 : 2015年1月26日
- 本棚登録日 : 2014年12月21日
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