面白い。が、星四つつけられるほどの文学的価値は認めない。
レジナルドに比べれば、こういう雑多なようで、一定の普遍的傾向を指摘する方が評価できる。
日本風に例えると、星新一からSF臭さを抜いて、皮肉っぽさを加えた感じ。
文学に政治の話を持ち込むのは、音楽会でピストルの音を鳴らすヨウナモノダ、というスタンダールの指摘がある。この点でも、評価を下げる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2016年12月28日
- 読了日 : 2016年12月28日
- 本棚登録日 : 2016年12月28日
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