韓国を食べる (文春文庫 く 25-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2005年1月7日発売)
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感想 : 5
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2011年8月21日読了。産経新聞の記者による、韓国での駐在生活を通して得た韓国の食と文化、韓国人についての所見をまとめた本。韓国についても食についても専門家ではないようだが、それだけに庶民的な視点で面白い。「ウリ」意識からか親しくなるととことん親身になり、見栄っ張りで料理は大盛りを尊しとする。魚よりも肉食、うまい野菜と激辛のキムチを愛する国民性は日本から眺めると得体が知れないようにも感じるが、一たび懐に入ってしまうと大変愛すべき人々のようだ・・・。歴史的経緯からか日本人に対しては愛憎いずれも猛烈な感情を抱かれる傾向があるが、韓国に中華街がないことに象徴されるように、中国人に対しては冷淡?無関心?日本人に対するのとは異なる感情を持っているようだ・・・興味深い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2011年8月21日
読了日 : 2011年8月21日
本棚登録日 : 2011年8月21日

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