この本は見た目は小さな町工場の社長(岡野さん)の書いた本です。
私も良くわからない金型、プレスの職人さんらしく、
業界ではとても有名らしい。
内容は技術うんぬんではなく、岡野さんなりのものの考え方、
仕事に対する情熱、夢中になることの大切さ、そして何より
自分に自信があれば何者にも卑屈になることなく堂々と生きていける!
という意気込みが伝わってくるものでした。
そこまでの強烈な個性をたくさんの人に求めることは決して
できないとは思いますが、読んでいてとても気持ちのいい本で
2日間程度でさらっと読めました。
今の自分はとても自信を持てるほどの努力や苦労はしていませんが
そこが自分の弱さなんだと再確認させられました。
これを機会に急にとはいきませんが、記憶にとどめて日々精進してまいりたいと思います。
世間知らずの私でも気軽に読める本ですので、みなさんもぜひ読んでみてください。
きっと私より多くのものを感じ取れると思います。
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カテゴリ:
books
- 感想投稿日 : 2006年5月14日
- 本棚登録日 : 2006年5月14日
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