借りたもの。
四世紀にわたり“修復”のために加筆されてきたレオナルドの代表作《最後の晩餐》。加筆された絵具を落とし、レオナルドが考えた本来の姿を現した。それにり細部まで緻密に描かれていたことが明らかになる。
CGで当時の色彩を再現された《最後の晩餐》には感動を覚える。かくも極彩色の絵画であったか。
薄めの本ながら、フルカラー写真、人物だけでなく背景やテーブルの上まで言及した、内容の濃い本。故・片桐頼継先生に敬意。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
美術
- 感想投稿日 : 2012年6月12日
- 読了日 : 2012年6月12日
- 本棚登録日 : 2012年5月29日
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