紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす

著者 :
  • 朝日出版社 (2015年4月25日発売)
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本棚登録 : 1021
感想 : 110
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借りたもの。
キャッチコピーがその時世の縮図なら、人の心に刺さるこれら定型文にある悪意を紐解く様な本だった。

広告業に関わっていると耳が痛い……
当たり障りのない、外さない、分かりやすい文言達を選ぶのは、万人受け(伝わりやすい)しやすいとい事。及び腰になっている証拠だと思っていた。
その地点ですでに、責任とかを放棄している――そんな事を考えてしまう。

比較的最近の、話題になった本からの引用が散見され(私も読んだことがあるものも多かったので余計に)、社会の様々な価値観に共鳴する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年9月12日
読了日 : 2015年9月12日
本棚登録日 : 2015年8月24日

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