無意識の中で絶望が大きくなって、いつかのタイミングで反転する瞬間がくる。
絶望した時に他人と向き合うことができるけど、向き合った相手もまた絶望の最中にいる。
眠るように無意識の世界に堕ちてくこと、それは起きていても自分の力では及ばないように意識が改竄されたり思い込まざるを得ない状況。そのどちらもが死ぬことに似てるのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年5月20日
- 読了日 : 2019年5月20日
- 本棚登録日 : 2019年5月20日
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