単行本で感動し、文庫版になってまた読んでみた。
またしてもガツンと来た。
しかし正直、南のことは忘れていた。ああ、こんな別れ方をしていたっけ、と。
心を揺さぶり、衝撃と感動を残したのは、金窪先生と、臨場感ある演奏の場面であり、その中でクヨクヨする主人公だったのだ。
最後に短編が追加されていたが、佐野元春の名盤「SOMEDAY」の中の「サンチャイルドは僕の友達」のように、高ぶった気持ちを静めるような役割をしていた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年6月18日
- 読了日 : 2015年6月18日
- 本棚登録日 : 2015年6月12日
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