「昭和天皇実録」が発刊されるということで、昭和に生まれた者として、気になるなとは思ったものの、19巻もの大冊を予約注文なんてできないよなと思ってたら、1巻が出された頃に一緒に本屋に並んでいたこの本を購入。
1年強、積読になっていましたが、平成今上天皇陛下の退位が話題となり、「昭和」を語る上で欠かせない真珠湾攻撃から75年となる12月8日に読了。
「昭和史」や「日本のいちばん長い日」の半藤一利が、保阪正康と一緒に政治学者や歴史学者とともに、「実録」に描かれている昭和天皇について語る。
戦争前後の姿はいろいろ描かれているので、見聞きしていることもあるけれど、立憲君主制の中で、天皇陛下の苦悶のあとがうかがい知れる。
幼少期の素顔も興味深い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2016年12月11日
- 読了日 : 2016年12月8日
- 本棚登録日 : 2016年12月11日
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