岩手出身で東大法学部卒業の元メガバンクエリート銀行員の主人公。子会社の専務として定年を迎え、身の処し方を思い悩む。
エリートのプライドが邪魔をして、「自分は他の老人とは違う」と思い込む。妻は美容師として生き生きと暮らしている。
ひょんなことからベンチャー企業の社長となるも、結局多額の負債を背負うことになる。
救いなのは温かい故郷と友人、腹を立てながらも見捨てない妻。
人生80年の時代、長い定年後の過ごし方を考えさせられる作品
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2016年8月9日
- 読了日 : 2016年8月9日
- 本棚登録日 : 2016年8月9日
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