新装版 坂の上の雲 (5) (文春文庫) (文春文庫 し 1-80)

著者 :
  • 文藝春秋 (1999年2月10日発売)
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本棚登録 : 5384
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激戦はますます佳境となり、その凄まじさ、彼我の犠牲者の数の多さには驚きと傷ましさしかない。
何千何万の兵士達のそれぞれの人生を思うと気が遠くなります。
余談なのですが、司馬遼太郎氏の小説は、その流れの中で、『余談だが』『先に述べた』『話を元に戻す』『○○は既に述べた』、など出来事が前後したり、ある人物を掘り下げたり、色々な要素が盛り込まれて話に奥行きが出て、話は長いがとても面白くて引き込まれてしまう大学教授の講義を受けている様な印象を受けます。私だけかも知れませんが(笑)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年2月20日
読了日 : 2022年2月5日
本棚登録日 : 2022年2月1日

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