若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱 (角川ソフィア文庫)

  • 角川学芸出版 (2013年9月25日発売)
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共産主義が敗北したかにみえる現代に、マルクスを読む意義とは何か?それは彼が残した主張やその結果にあるのではなく。マルクスという天才が世界をどのように観てどのように発想したのか、というプロセスを知ることにあるという。世界中を熱狂させ、歴史の中で大きな影響力を持った彼の思想がどのような思考回路から生まれたのかを知ることこそが、答えのない現代を生きるための武器となることを、この二人の著者は心から信じている。10代、20代で読むべだった。答えが出てしまう前に…(それは危険な毒だったかもしれないが)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思想
感想投稿日 : 2015年5月24日
読了日 : 2015年5月8日
本棚登録日 : 2015年5月24日

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